かね徳について
私たちは全従業員の
食べる喜びの創造を通じて



かね徳は、1925年(大正14年)創業の「創作珍味」メーカーです。国内・海外の三拠点で、創作珍味・刺身・寿司ネタ・海鮮食材などの製造を行い、全国の支店・営業所を通じて業務用・家庭用商品をお届けしています。
また、直営店「かね徳芦屋工房本店」、通信販売、海外(北米、東アジア、東南アジア、豪州)への輸出も行っております。
- お客様の味わう
喜びと楽しさ - 海と新鮮さへの
こだわり - グローバルな
視野と交流 - 地球の
環境と資源 - 真心と信用
- 挑戦する
意欲と個性
企業理念
かね徳100年のあゆみ

-
- 1925
-
創業「エミヤ」として
食料品店を開業
-
- 1951
-
弁慶マークの
「くらげうに」発売 北海道・三陸で買付けし卸していたウニが、大量の在庫となり困窮。香港より入荷したクラゲと在庫のウニを混合し、当時最先端の容器に詰め「弁慶マークのくらげうに」として売り出した。当時は返品も抱えたが。次第に反響を呼び「返品した商品を戻してほしい」などの声も多数あった。
-
- 1968
-
インドネシアで
とび魚卵を開発 現地では、海上に竹籠状の魚巣を流してとび魚を獲る。その魚巣の周りに、一粒一粒が絹糸状の糸でつながりぶどう状の房になった卵が産みつけられるが廃棄されていた。卵をばらすなど独自の手法を考案し、原料卵としての価値を見出した。現在「とびっこ」はかね徳の登録商標であり主力商品のひとつである。
-
- 1969
-
東南アジア産
くらげの開発 中国産のクラゲが不足する中、改良に改良を重ね、インドネシアやジャカルタで水クラゲの原料開発に成功。高品質で安価な東南アジア産クラゲの供給により、クラゲ製品の大衆化を推進した。現在も日本国内で消費されているクラゲの大部分は、この東南アジア産のクラゲです。
-
- 1973
-
本社事務所と
本社工場が全焼
-
- 1973
-
とびっこ(トビらん)発売
“とびっこ”は、かね徳の登録商標です。
(1968年インドネシアのマカッサルより、11.7トン開発輸入を開始しました)
-
- 1978
-
東宮殿下に
うに製品五種を献上 創業者の德太郎は農林水産功労賞を受賞し、東宮殿下に、「磯粒うに・粒うに・数の子うに・練りうに・くらげうに」のうに製品五品を献上。叙勲に際して「古希にして叙勲の御沙汰賜りぬ 残る人生すでに悔いなし」
-
- 1980
-
兵庫県丹波篠山市に
篠山工場竣工 篠山工場は良質な水と環境に恵まれた立地に設立され、環境対策に配慮した設備を完備。1979年着工、総工費10億円で完成し、翌年試験操業を開始。銀行の赤字予測を覆し、初年度に黒字を達成。クラブハウスを併設し、福利厚生と教育を重視した施設となり、創業55周年祝賀会では600名以上が参加し注目を集めた。
-
- 1982
-
トルコの黒海産
ニシ貝を開発 身が硬く独特のアンモニア臭があり、どのように加工すればよいのか?開発部門の苦闘が始まった。試行錯誤の末、やわらかく・臭いをとる独自の方法を考案し、1984年に「磯さざえ」として商品化。大ヒット商品となった。
-
- 1987
-
まろやかシリーズ
「せり菊いか造り」発売 「健康」がクローズアップされ始め「塩分控えめ」をテーマとした新製品開発を実施。数品を商品化したが、ヒットを飛ばすまでに至らなかった。しかし試作を重ねる中で開発技術が著しく向上。まろやかな美味しさで彩りのよい「せり菊いか造り」が完成。発売1年で2億3千万円の大ヒットとなった。1988年農林水産大臣賞を受賞。
-
- 1988
-
新製品提案制度スタート:
社員のアイデアでヒット商品「せり菊いか造り」に続く大型ヒット商品の開発を加速するべく、全社員参加型の「新製品提案制度」をスタート。「さんご白魚」「海藻サラダ」など大ヒット商品となった。なかでも水産庁長官賞を受賞した「さんご白魚」は、提案者が褒章としてハワイ旅行を獲得した。
-
- 1995
-
阪神淡路大震災被災
・本社機能を篠山工場に移転
・1998年本社を芦屋市の現在地に移転
-
- 1995
-
ベトナムBCCプラント竣工
ベトナムのブンタウ市に設立。製造・包装の新鋭機器設備を完備した近代工場で、クリーンルームは当時の日本の衛生基準を上回る設備を導入。(日本の)篠山工場で充分な研修を積んだ従業員を配し、高付加価値製品の製造を可能とする体制を整えた。
2025年ベトナム ハビコ社での新年パーティーにて
-
- 1996
-
社葬
「德太郎見てござる」挙行 社葬の2部「德太郎見てござる」で新社名と新ロゴマークをご披露。弔事と慶事を一緒に行う事に心苦しさを覚えたが、もともと德太郎は、こうした行事を賑やかに行う事が好きな人だったので、きっと本人も喜んでくれたと思います。
-
- 1996
-
CIデビュー
「株式会社かね徳」に社名変更 企業目標・企業理念の再構築にはじまり、社内制度の改廃、新社名の考案、シンボルマークの作成など全社員で議論を重ねてきた成果のすべてが、阪神淡路大震災のため1年遅れで日の目を見ることになった。1996年4月3日、「株式会社かね徳」が正式にスタートした。
-
- 2000
-
カタログによる
通信販売を開始 21世紀を間近に小売流通の経路も変化する中、カタログによる通信販売を開始。在来の「かね徳ブランド」商品より、ワンランク上の「かね徳芦屋工房」ブランドを立ち上げた。このカタログ通販はネット通販にも販路を広げていきます。
-
- 2005
-
京都伊根産の
越前くらげを買付け
越前くらげのくらげポンチを発売 大きいものでは傘のサイズが2m・重さ200kgにもなるエチゼンクラゲが大量発生し、大きな漁業問題になっていた。巨大くらげのぷりぷり・こりこり・ふるふるとした不思議な食感をいかしたデザートとして商品化。その売上金の一部をエチゼンクラゲ水揚げ漁港の漁業協同組合に還元。
-
- 2006
-
「黄金かれいえんがわユッケ風」発売
入社1年目の女性社員が商品開発に取り組んだ商品。当初は社内での評価も低く、最小ロットでの商品化でしたが、回転すし店やスーパーで採用が決まるや徐々に販路が広がり、2024年度の年間売り上げは3億円。大ヒット商品そしてロングセラー商品となった。
-
- 2008
-
「くらげペプチド」の
血圧低下の効果について発表 生活習慣病への関心が高まるなか、食品由来の成分が注目されるようになり、漢方で高血圧を下げる作用があるとされるクラゲに着目。近畿大学農学部と共同研究を行い、高血圧を抑制する効果を確認。農芸化学会において「ヒトへの喫食試験による血圧低下の効果について」と題し発表した。
-
- 2009
-
「こく旨粒うに」発売
(2013年三浦雄一郎氏とともにエベレストに登頂)「これが本当にチリ産か?」というほど上質な原料を使用。「ウニの旨さを存分に生かすため、塩分を控えたこれまでにない粒うに」として商品化。発売4年後には、エベレスト登頂を目指す三浦雄一郎氏が標高8000mのキャンプで楽しまれた手巻き寿司のテレビ放送の中に「こく旨粒うに」を発見。
-
- 2011
-
東村克德会長、
旭日双光章受賞
-
- 2014
-
日糧物産(株)を
吸収合併
-
- 2015
-
「うにかにみそシリーズ」発売
うにだけ……、かにみそだけ……、では味わえない特別なおいしさ。まずはうにの風味が、次にかにみその風味、そして濃厚なおいしさが口いっぱいに広がります。
-
- 2020
-
クリスタルトレーシリーズ発売
コロナ禍の影響見られるが堅調に推移 郊外型の大型店舗で成長してきた小売り各社で、駅前や都心部に出店戦略を見直す動きが相次ぐ。都心の小型店舗をターゲットとした「クリスタルトレーシリーズ」を商品化。コロナ禍の影響で外食産業が縮小する中で、スーパーマーケットを中心に堅調に推移。発売初年度のシリーズ合計の売上げは1億4千万円、2年目は2億7千万円。
- 2025.9.19
-
創業100周年
かね徳の商品
これまで、かね徳で長年、
新鮮な海の食材でつくる、
-
- 味付とびっこ
- スタンダードな醤油味。一番最初に生まれた、元祖とびっこです。
-
- 黄金かれい縁側
ユッケ風 - 黄金かれいの「えんがわ」を、韓国風のピリ辛ユッケ味に仕上げました。
- 黄金かれい縁側
-
- 甲いか
うに蟹味噌 - うに、いか、蟹味噌のベストなバランス。定番人気の珍味です。
- 甲いか
-
- 中華くらげ
スペシャル - くらげをごま油の風味豊かな、あっさりとした中華味で仕上げました。
- 中華くらげ